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ぬるく蒼い雨が降る。。 


ルミネ新宿


ぬるく蒼い雨が降る。。。
それでも、日々は美しく、きみは愛おしく、一瞬を抱きしめる。。

(続きを読む以下は、犬の病気のことが書いてあります)

遊歩道

午前5時半、散歩に行くよと首輪をかけようとしたわたしの手を、
犬が一瞬、片目を閉じて避ける。
…きっと、、顔が腫れる。

注意して見ていると、7時を過ぎた頃に、やはり、右瞼上が少し腫れてくる。
…もっと、、腫れる。

この日は、土曜日で、通っている大学病院はやっていない。
連携をとってくれているKどうぶつ病院に連絡をし、診てもらうことにした。

遊歩道

病院に着く頃には、犬の顔の腫れは、瞼の上から頭部にまでなっていて、
血液検査と、痛み止めの注射、点滴を打ってもらう。
犬も、少し楽になったのか、いつも通り先生にしっぽを振って甘えている。

安心すると同時に、ぼんやりとした想いがよぎる。
「たぶん、合わなかったのだ…」

遊歩道

大学病院での、細胞摘出手術抜糸後、犬は、抗がん剤治療を始めていた。
もちろん、固体差があることなので、治療が合うか?合わないか?は、
やってみないとわからないことではあったったが、
人間と違い、犬の抗がん剤治療の副作用は少ない。
完全治癒を目的とする人間のそれに対し、
犬は現状の生活を守るために、進行を遅らせることを目的とするからだ。
犬の一生は、短い。

勧められた治療も、今までの症例のほとんどの犬達が、副作用もなく、
抗がん剤治療をしているかさえも、わからないくらいに、普通に生活しているとのことだった。

ぱずーの場合は、術後の経過も良く、他に転移もなく、
また転移のしにくい部位でも、骨肉腫という病名には珍しく遅い進行であったことも、
そして、それとは逆に、全摘できていないこともあり、
正直、主治医もわたし達も期待をしていた。

手術と抗がん剤治療が上手くいけば、2年~5年、癌の進行を遅らせることができ、
その間に、現在12歳10ヶ月である犬の寿命が先に来て、
あまり多くを苦しむこともなく最後を迎えられるだろうことだった。

大型犬に多く見られる骨肉腫は、ほとんどの場合、壮絶な苦痛を伴い、
そのほとんどが、その苦痛により、安楽死を選ぶ。
と…手術前に、わたしが手にした本には書いてあった。

遊歩道

安全を取って、従来の規定量の半分の抗がん剤の投与だったにも関わらず、
出るとしたら…と言われていた副作用とは、まったく別の症状が現れたことに、
「この治療は合わなかったよ…。」とも、
「ここに、まだ癌がいるよ…。」とも、言われている気がした。

その後、即座に、この治療はやめることにした。
薬物治療というものは、どんな時でも、効果と副作用の天秤だ。
自分のことであれば、わたしは、あまり薬を使う事を望みはしない。
が、この先の選択が、いつになく決まらない。
ただ、薬物治療をするにしても、自然療法をするにしても、
犬自身の免疫力や、病気に勝つ力、運を望んでいくことになるだろう。

治療が、合わなかったことは、合わなかったこととしても、
右半分の顔の腫れの後、今度は、左半分の顔が腫れ、
二週間たって、やっと、わずかな腫れを残すだけのところまで、引いてきた。
可愛そうに、犬には、辛い思いをさせただけの結果になった。

土曜日のぱーちゃん
(ボールをしていましたが、仕事行ってくるね…というと拗ね拗ねのまだハゲちゃん…笑)

犬に治療の意味は、わかならい。
将来のことも、癌も、死もわからない、わかなくていい。
だからこそ、今日の幸せを守ってあげなくてはならい。

「余命を宣告すると、飼い主さんがカウントダウンを始めてしまう。
そして、それは、犬に伝わってしまうので、自分は余命宣告をしない…。」
そういう意見と、
「予期悲観に陥らなければ、きちんと確認した方が良い」
という、相反する意見の本を読んだ。

どちらがいいのか?は、これもまた、簡単に決められることでもない。
でも、聞く。
諦めなければいいのだ…と、強ぶった心で聞いてしまう…(笑)

「先生、さっきは、聞きそびれたのですが、
ぱずーは、よく他の子(犬)が言われるように、余命半年とか何か月とか、
そんなふうな状態なのでしょうか…?」
「今は違います。そういう段階ではありません。この先はわかりません。」

上水

今は違う。
だが、どんな速さかはわかないが、癌は進むのだろう…。

憂いる気持ちや、不安がないと言ったら嘘になる。
心情的にはかなり厳しい。
「骨肉腫」と聞かされた時に、「最短の手術日を」とすぐに返答したのも、
冷静だったからではない。
時間がないと思っているからだ。

何事もなかったとしても、今まで一緒に過ごしてきたと同じ長さの年月を、
この先、この犬と過ごすことはできない。
犬の一生は短い。

だからこそ、今までと何ひとつ変わることなく、
そして、できる限りのことをして、
この犬との一瞬一瞬を大切にしていかなければいけない。

そう思う足元に、犬がいる。
「おりこうさん、帰るよ」と、わたしが笑って言うのを待っている犬がいる。


なおも、日々は美しく、きみは愛おしく、愛おしく…
…そう想って生きてゆきたい…。

 


先日、古き良き友人と、新宿でコーヒーをしていた時、
彼女が「窓の外。No.1だってよ。」と、笑って言うので、
見てみると、なんでしょうねぇ…(爆)
No.2もありましたので、建設機械の名前なのでしょうが、
なんか…頑張ろう!って思いましたね。頑張るよ。(笑→)
No1!(笑)
よろしれば…AZUSAなわたしが手抜きに撮っています→『a'』



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